オイルキャッチタンク

ARCオイルキャッチタンクを装着しました。

こちらの製品は開放口がタンク上面にあるため(丸い部分)走行中は良いのですが、信号待ちではブローバイガス臭が車内に入り込み臭い。

ひどい時には目がチカチカして来るため、加工を依頼し丸部分を塞ぎ、新たにホースを引く為の口を溶接しました。
耐熱ホースを車体下からリア右側の牽引フックまで延長。

ところが、キャッチタンクにブローバイが少しでも溜まってくると開放口からミスト状のオイルが飛び散りリアバンパーが汚れてしまします。
実際は

←の半分くらい溜まっただけでもオイルが噴出してきてしまいます。

サーキット走行後にはレベルゲージのLOW付近までオイルが減ってしまうため予備オイルは常に携帯しなければなりません。

大気開放なので仕方がありませんが、何とか対策を考えなければなりません。

そこでニスモから発売されているオイルセパレーターを装着しようとも思いましたが、現状では大量のブローバイガスが噴出しているので容量が足りないような気がしました。(ってより値段かな(笑))

GTーR仲間に相談したところ、彼もブーストUP時代に同様の悩みを抱えて対策したのが、札幌市の「ライズアップ」で作っているGRオイルキャッチタンクがお勧めとのこと。

戻し配管でもOKですが、せっかくキャッチタンクを装着しているのならキャッチタンク2連装が良いのでは?とアドバイスを受け(ライズアップ社長の工藤氏も同様のアドバイスを頂きました)

GRオイルキャッチタンク オイルとガスの分離(オイルはヘッドに戻る)
ARCキャッチタンク 上記で容量オーバーし分離できないオイルはここで分離
ガスのみ車外へ

ヘッド上部に装着
付属のホースで取り付けます。
装着時間は慣れている方なら15分位です。

キットには必要最小限のホースやバンドしか入っていませんので、このような取り付けをする場合は別途メクラ栓やバンドの購入が必要です。
戻す場合はココに純正配管を接続します。

大気開放の為メクラにしています。
全体像です。

インプレ

今回、キャッチタンク2連装することによりオイルの減りが少なくなりました。

現在、ブーストは1,1kに設定(オーバーシュート1,3k)では、オイルがほとんどARCキャッチタンクには溜まりませんし
、無論バンパーも汚れません。

しかし

ブースト1,2k設定時(オーバーシュート1,4k)では、うまく分離が出来ない為か容量オーバーか判りませんが、ARCキャッチタンクに溜まりだしリアバンパーが汚れてしまいます。




右側のバンパーがオイルで真っ黒になってるのが判るでしょうか?

ライズアップ工藤氏によると、完璧にオイルとガスを分離するにはGRオイルキャッチタンクにホース接続用の口を増設して、パワーエンタープライズから発売されているオイルフィラーキャップを装着し、これに接続。戻し配管を増設することによりオーバーフローが防止できるようですが、試すのは来年以降になります(涙)

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