昨年(2005年)のスカイラインミーティングの際に割れてしまったディスクの交換をしました。初めて交換するのでドキドキでした。 注、ブレーキは重要保安部品です。今回行なった作業は、あくまでも目安なので、こちらの記述で理解できない方は、整備工場へ作業を依頼した方がよいでしょう。 |
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こちらが割れてしまったディスク | |
近くで見ると、こんな感じ。 | |
もう1ヶ所 | |
裏返すとヘキサゴン(六角)で固定されていますので、まずはこれから外してゆきます。 | |
レンチを使いますが、この状態だと固着して外れませんので、鉄パイプなどを活用し、一気にトルクを掛けて緩めます。 外れそうなぐらいまで緩めますが、外しません。 |
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受け側がベルハウジングに固着しているので、上記の外れるぐらいまで緩めたヘキサゴンをレンチを入れた状態でガンガン叩きます。 |
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ディスクを外した状態ですが、こんな感じで浮かせておいた状態で叩いて受け側を外してゆきます。 | |
ベルハウジング裏側やディスクに接触する部分を100番くらいのペーパーで磨いてやります。 | |
こちらが新しいディスクです。 今回はスリット無しを選択しました。 理由は、ブレーキパットを持たせたいからです。 左右の指定があるので間違えない様にしましょう。 |
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ベルとディスクを合わせて、ヘキサゴンの受け側を埋め込んで行きます。 クリアランスが、かなりキツメいので、プラハンなどで優しく叩いてやります。 なお、ヘキサゴンと受け側は新品が同梱されてますので素直に新品を使いましょう。 |
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裏返してヘキサゴンを仮留め。 均等に、対角線で締めていきます。 なお規定のトルクは1,2kgです。 わたしは人間トルクレンチを使用(笑) |
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せっかくディスクを外したので、ハブを100番のペーバーで清掃します。 ここのサビを残したままディスクを組むとジャダーが出る可能性があるようです。 |
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ディスクをハブに入れて行きます。 向きを忘れないよう、マジックで左と書いてあります。 ブラックメッキが素敵♪ |
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キャリパーを装着します。 | |
ホイールを装着。 完成です。 |
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今回のディスク交換は走行距離42,365kmで実施しました。 スリットを選択しなかったのは、ブレーキパットを少しでも持たせたいからなのです。 減るのは仕方がないのですが、ブレーキパットが欠けてしまうのは気持ちのいい物ではありませんし、走行会2回で駄目になってしまうのは費用も掛かりすぎてしまいます。 また、SCR-PROが割れてから純正ローターを使用していましたが、効き具合は大差ありませんでした。 スリットが原因でパットが駄目になるかは、今回のスリット無しを選択した事によってハッキリすると思います。 |